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田中農政文教部長、浅沼会計、三井委員長、湯本生産部長
令和5年度JA中野市青年部委員長に就任しました、倭支部の三井 透です。
今年度、JA中野市青年部は発足して60周年を迎えることとなりました。60年前、我々の諸先輩方がどのような思いでこの組織を立ち上げたのか、そして、今日までJA中野市青年部活動をどのように続けてこられたのかを考える機会がコロナ禍を経て増えました。
私たちが普段使っている農地、農道、そして農業用水路などは、親や地域の住民の力によって支えられてきました。一方、育てた農産物の売り先や、農機具を購入する際に使用する補助金などは、組合員とJAがタッグを組み、市場や国に対して声をあげてきた結果だと考えます。どちらにも必ず青年部の声があり「こうしていきたい」というビジョンもあったかと思います。しかし、今そのビジョンを語り合える盟友が年々減少しています。これは中野市に限った話ではなく、全国的に農家の平均年齢が70歳に近づき、農家の数が日本の人口の2%を切るまで減っているのが現状です。
昨年からのロシアによるウクライナ侵攻に伴うコスト高等の課題も多いなか、今一度盟友とこの先の中野市の農業、ひいては日本の農業の夢(ビジョン)を皆で話し合える、そんな1年間にしていきたいと考えております。
何卒、皆様の御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。